RCO Live PrimeSeat Special

FISCHER CONDUCTS DVORÁK 7

(Live & On Demand)

日本国内限定配信のため、日本国外からは視聴できません。購入前によくご確認ください。

RCO paid contents are not accessible from outside JAPAN.

2017年5月6日(土) 11:00 〜 2017年11月6日(月) 23:59
※Live配信は終了しました。

ベラ・バルトーク:ハンガリーの情景
アントニン・ドヴォルザーク:交響曲第7番

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
イヴァン・フィッシャー指揮

イヴァン・フィッシャーは、長年にわたってロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団から敬愛されている客演指揮者の一人です。今シーズンは、彼はトロンボーンが重要な役割を果たしている輝かしいプログラムを指揮します。

ドヴォルザークの交響曲第7番では、トロンボーンセクションが、全体的な響きを決定する中心的な役割を果たすことがよくあります。「それらは決して作品を推し進めるものではないが、ニスの光沢のような響きをもたらすものでなければならない」と、ドヴォルザークは言っています。交響曲第7番は、力強い雰囲気の変化に満ちた特に表現力豊かな作品で、陽気さと悲劇とのバランスを保つところに挑戦があります。

本配信では、現地で4月20・21・23日の3日にわたって行われるコンサートから、4月21日に演奏されるバルトークの「ハンガリーの情景」とドヴォルザークの「交響曲第7番」のプログラムをお届けします。
(下記RCOオフィシャルサイトの情報にあるマクミランのトロンボーン協奏曲は、都合により本配信には含まれませんので、あらかじめご了承下さい。)

RCO Official Site:
https://www.concertgebouworkest.nl/en/concert/fischer-conducts-dvorak-7

後援:オランダ大使館

販売期間:2017年3月28日(火) 11:00 〜 2017年11月6日(月) 11:00

視聴料金:¥1,620

  • 専用ソフト「PrimeSeat」でご購入いただくとすべての楽曲がご視聴いただけます。
  • このコンテンツは現在販売しておりません。
ベラ・バルトーク:ハンガリーの情景 13:23
アントニン・ドヴォルザーク:交響曲第7番 42:46
ベラ・バルトーク:ハンガリーの情景 13:23
アントニン・ドヴォルザーク:交響曲第7番 42:46

<イヴァン・フィッシャー>

イヴァン・フィッシャーは、ブダペストでピアノ、ヴァイオリン、チェロと作曲を学びました。ウィーンにおいてハンス・スワロフスキーから指揮法を学んだ後、彼は2シーズンにわたってニコラウス・アーノンクールの助手を務めています。1983年に、イヴァン・フィッシャーはブダペスト祝祭管弦楽団を創設し、現在も指揮者を務めているこのアンサンブルと共に大きな成功を収めています。2012年8月には、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の主席指揮者に就任。過去にはケント・オペラの音楽監督や、ワシントン・ナショナル交響楽団の常任指揮者を務めています。彼は主要なオーケストラ全てに客演しており、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団には1987年にデビューしています。

また、彼はブダペスト・マーラーフェストを含むいくつかの音楽祭を創始し、ブダペストでは、何万人もの聴衆を彼の野外コンサートに引きつけました。彼は、ハンガリーで最も権威ある文化賞であるコシュート賞を2006年に受賞し、2013年には、ロンドンの王立音楽アカデミーの名誉会員に推挙されています。彼はまた作曲家でもあり、彼の作品はドイツ、オーストリア、オランダ、アメリカ合衆国などさまざまな国で演奏されています。

2013年と2014年には、イヴァン・フィッシャーは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とベートヴェンの交響曲の全曲演奏を敢行し、2015年の4月のルクセンブルクと韓国へのツアーで、このチクルスを再演しました。2015/2016年のシーズンでは、ブラームスの交響曲とヨハン・ゼバスティアン・バッハの楽曲のつながりを示す2つのプログラムを含む、いくつかの演奏会を指揮しました。

《ライブ配信後記》
今回お届けした演奏会は、イヴァン・フィッシャーの母国ハンガリーが生んだ偉大な作曲家バルトークの管弦楽作品と、彼のお気に入りのドヴォルザークの交響曲という、スラブ系作曲家のプログラムでした。

最初に演奏されたバルトークの「ハンガリーの風景」は、自身のピアノ曲集から5曲を選んで編曲された管弦楽曲です。大変チャーミングな組曲で、それぞれの曲が2分前後ということもあり、あっという間に楽しい時が過ぎてしまった感がありました。
配信終了後に少し調べてみたのですが、録音として残っているものは少ないようです。有名どころとしては、フリッツ・ライナーが指揮したシカゴ交響楽団のバルトーク作品の名盤「弦・打楽器・チェレスタのための音楽」(米RCA Victor LSC2374)のカップリングとしてリリースされているくらいですから、今回の配信は大変貴重な音源と言えそうです。
そういえば、フリッツ・ライナーもそうですが、20世紀後半の欧米の楽壇では、ユージン・オーマンディ、イシュトヴァン・ケルテス、ゲオルグ・ショルティ、ジョージ・セル、アンタル・ドラティ、フェレンツ・フリッチャイと、多くのハンガリー出身の指揮者が活躍していました。
その指揮者の宝庫ハンガリーで、自らブダペスト祝祭管弦楽団を創設して一流オーケストラに育て上げ、2012年からはベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の主席指揮者も兼任しつつ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団をはじめとした欧州のトップオーケストラに客演を続けるイヴァン・フィッシャーは、先達に勝るとも劣らない大活躍をしている指揮者と言ってよいのではないでしょうか。

メインプログラムのドヴォルザークの交響曲第7番は、第9番「新世界より」と比べると頻度は落ちるものの、第8番と並んで比較的演奏・録音される機会が多い作品です。ブラームスの交響曲第3番に触発されて作曲されたと言われるこの曲は、スラブのメロディを随所に取り入れつつも、構成のしっかりした落ち着いた風格が魅力となっています。
コンセルトヘボウ管弦楽団のドヴォルザークの交響曲というと、1970年代後半にサー・コリン・デイヴィス指揮によって録音された、交響曲第7番(蘭Philips 9500 317)を含む後期交響曲集の名盤が思い起こされますが、皆様はいかがでしょうか?
この曲はイヴァン・フィッシャーお気に入りのレパートリーのひとつのようです。2010年にリリースされているSuper Audio CDのアルバム(Channel Classics CCS SA 30010)に寄せた彼自身のコメントで、「最も素晴らしい傑作の一つ」と明言しています。その中で彼は「ベートーヴェンの交響曲第5番やマーラーの交響曲第1番、その他多くの短調で始まり長調で終わる楽曲は、悲しみから幸福へ、悲劇から歓喜へと我々を誘いますが、このドヴォルザークは最後までニ短調を維持します。そして最後の6小節でニ長調に変調するのです。この驚異的な構造と途方もない造形が、抑えきれない興奮を呼び起こします。」と述べて、この曲を賞賛しています。
ちなみに、このディスクの演奏と今回の演奏を比べてみたところ、各楽章の演奏時間はそれぞれ数秒ほどの違いしかなく、基本的な解釈にも大きな違いはないように感じられます。ボヘミアの素朴さを思わせる、ややほの暗い厚みのある音の中に秘められた熱のようなものが感じられるセッション録音のディスクに対して、今回のライブは、理知的な美しさとスケールの大きさを感じさせる演奏が澄み切った音場に展開されるので、それぞれ曲の異なる面の魅力を聴かせてくれるように思います。
PrimeSeatだけで聴くことが出来るDSD5.6MHzでは、その澄んだ空気感と広い空間表現によって全体のスケール感が更に明確となり、より多くのニュアンスを聴きとることが出来ることに驚かれるのではないでしょうか。
そういう点でも、このディスクをお持ちの方にはぜひ聴いていただきたい演奏会です。

現在、手兵のブダペスト祝祭管弦楽団とのベートヴェンの交響曲録音を進めているイヴァン・フィッシャーですが、その完成に先駆けてリリースしたのが、2013年から2014年にかけてロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と行った演奏会の模様を映像記録したベートヴェンの交響曲全集(BD:RCO14108/DVD:RCO14109)でした。 世界的な指揮者にとってもベートヴェンの交響曲全集をリリースするというのは生涯に何度もある事ではありません。大抵は自身が首席指揮者を務めるオーケストラと満を持して取り組むものですから、客演指揮者でこれを実現させたイヴァン・フィッシャーとロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の間に深い信頼関係があることは間違いないでしょう。 今回の演奏会は、その深い絆が産み出した名演と言えるのではないでしょうか。


サー・コリン・デイヴィス指揮/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団によるドヴォルザークの交響曲第7番のアルバム


イヴァン・フィッシャー指揮/ブダペスト祝祭管弦楽団によるドヴォルザークの交響曲第7番のアルバム

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